ロマノフ王朝時代の19世紀末。ロシアに生まれた天才的な宝飾細工師、カール・ファベルジェ。英国王室、デンマーク王室、ロマノフ王家などのロイヤル・ジュエラーとして活躍した彼のアトリエで作られた数々の華麗な宝飾品や時計、シガレットケース、置物などがヨーロッパの王家を飾りました。

ミヒャエル・グレシュニー
ル・ミニョンが実現した銀の卵型へのガラス焼き付けは秘技とされ、それは父から息子だけに継承されるものです。この稀有な技術を習得したのが、ロシア革命時にロシアからフランスに逃れてきた宝石細工者の子孫である、ミヒャエル・グレシュニー氏。

とくにインペリアル・イースターエッグと呼ばれる、細工の美しい卵型の作品が貴婦人たちを魅了したのです。このインペリアル・イースターエッグをエナメルと銀、18金を使ってペンダントトップとして現代に甦らせたのがロシア系フランス人アーティスト、ミヒャエル・グレシュニー。

10歳より父の元で宗教美術(教会の装飾やイコン、フレスコ画)や、宝石細工の技術を学び、その過程でこの秘技を習得。20歳の時には自分のアトリエを持つに至り、数々の個展および出展実績、受賞実績もあります。

卵型のシルバーにモアレ模様を手彫りし、エナメルを焼き付ける、というロシア伝統の技術が生きています。その名も、ル・ミニョン。フランス語で「愛らしい」という意味です。

ル・ミニョンは、ひとつひとつ丁寧な手作業で作られるため、それぞれが微妙に違った表情を持っています。贈り物として、また、大切な記念日に自分のためにひとつひとつ集めてゆくなど、貴女だけの楽しみ方をみつけてください。

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